これは、旭中央病院神経精神科の大塚祐司先生が行った航空機内での救急医療援助に関する医師の意識調査です。

航空機内でのドクターコールの経験がある方はは4.5%(3名)で、95.5%(64名)の方はは未経験。

ドクターコールに遭遇したら申し出ると回答した医師は41.8%(28名)、その時にならないとわからないと回答した医師は 49.2%(33名)、申し出ないと回答した医師は7.5%(5名)、その他1.5%(1名)。
航空機内で、「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」に対し6割が無視!その理由は?

医師がなぜ、航空機内でのドクターコールに申し出ないのかの理由は、ドクターコールの時点 では急病人の病状が自分の専門領域か否かが不明確74.6%(50名)、法的責任問題を問われたくない68.7%(46名)、仕事中 ではない43.3%(29名)、搭載されている医療品がわからない21.0%(14名)、その他6.0% (4名)。

お医者様と言っても専門分は様々。
出産などがメインの婦人科の先生や、眼科の先生、皮膚科の先生もいます。

これらの方に急に心臓がと倒れた方の見てくてといっいても、法的問題もあるので迂闊に手を挙げられないのでしょうね。

海外では急病人が搭乗中に亡くなった場合は航空会社が全ての責任を負うことになっていますが、日本では治療にあたった方の責任になるそうです。

善意で行動しても、法的に罰せられる可能性のある日本では迂闊に対応できないのが現実なのです。

先月、5月10日にカナダから成田空港に向かっていたエア・カナダ9便の中で、乗客が女の子を出産する事件が有りました。

この時は、運良く医師が乗り合わせており、医師街立ち会いのもとの出産となり、無事女の子が生まれました。

なので、個人的には「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」の前に、「産気づいているているお客様がいます」とか病状の解るコメントが有ったほうが、医師の方も協力しやすくなるのではと思いました。

航空機内での救急医療援助に関する医師の意識調査


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