羽田空港は、最大10万円相当の旅行券などがプレゼントされる「旅する日本語」投稿キャンペーンを開催しています。


東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される 2020年に向けて、日本語と日本のローカルの魅力を共有する活動「旅する日本語展」の一環です。

これは昨年も実施された人気投稿キャンペーンで、昨年度は約4,000件の“旅の言葉”の投稿がありました。

なので、当選する確率は昨年ベースで4,000分の1。

この確率なら、通常のキャンペーンより倍率が低く、内容次第ですね。

羽田空港は、10万円相当の旅行券などがプレゼントされる投稿キャンペーンを開催!

投稿期間は、2019年7月1日(月)~9月30日(月)まで。

「和煦」「六月柿」などの「旅する日本語展」で使用されている言葉を使用した、旅にまつわるエッセイ、ショートストーリー、写真の投稿です。

応募方法は、期間中に、Instagram、note、ShortNoteにハッシュタグ「#旅する日本語」と該当する日本語のハッシュタグをつけ、エッセイ、ショートストーリーまたは写真を投稿すれば、応募完了となります。

日本語のハッシュタグは、
1) 和煦(わく)・・・春の日の暖かなこと。また、そのさま。
2) 六月柿(ろくがつがき)・・・トマトの別名、古名。
3) 麗らか(うららか)・・・心にわだかまりのないさま。おっとりしているさま。
4) 万福(まんぷく)・・・幸福の多いこと。数え切れないほどさまざまな幸福。
5) 途立つ(みちたつ)・・・出発する。旅の途につくこと。
6) 心細し(うらぐわし)・・・心にしみて美しい。えもいえず美しい。
7) 大童(おおわらわ)・・・なりふりかまわず、夢中になってすること。一生懸命になること。
8) 涼み客(すずみきゃく)・・・夏、涼を求めて涼しい場所へ繰り出す人。避暑客。
9) 致景(ちけい)・・・この上なく素晴らしい景色。良い景色。
10) 心安(うらやす)・・・心の安らかなさま。気掛かりがないさま。
11) 追懐(ついかい)・・・昔をなつかしく思い出すこと。追想。

最優秀賞(1名)に選ばれた方には10万円分の旅行券、優秀賞(2名)に選ばれた方には5万円分の旅行券、企業賞(11名)に選ばれた方には1万円分の旅行券がプレゼントされます。

昨年度の最優秀賞作品は、「生おひ優いる」でした。

ユーザー名:わこ
かさついた、けれども柔らかな手は触れると少しだけ冷たい。
「おばあちゃん、指先が冷たいよ」
私がそう言うと祖母は笑った。
皺のある眦が曲線を描いて穏やかになる。
祖母は今年で九十六歳だ。
「座る椅子が足りないね。持ってこようか」
耳が随分遠くなったが、優しい所は昔から変わらない。
数日前に祖父が亡くなった。
祖母は号泣しながら、長年連れ添った伴侶に「お疲れ様でした」と声を掛けていた。
「遠くから来てくれてありがとうね」
私の久しぶりの訪問に、祖母はとても喜んだ。
社会人になって、会いに来る頻度が減っても祖母は私を責めない。
次はいつ来る?と急かしたりもしない。
気持ちを正しく言葉にすることと、気持ちを抑えて言葉にしないことは、きっと同じぐらいに難しい。
どんな風に年を重ねたら、私は祖母のようになれるのだろう。
「それじゃあ、また来るね」
帰りがけに祖母の手を取る。
いつの間にかあたたかくなっている指先に、私は安堵する。

これを見ると、やはり難易度は高そうですね。

人気投稿キャンペーンを今年も実施
羽田空港が“旅にまつわるエッセイ”を全国から募集
「旅する日本語」投稿キャンペーンを開始


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