バニラエアは、4月17日に台北から成田に到着したJW104便の乗客159人のうち、50人(日本人41人、外国人9人)を入国手続きを受けない状態で入国させてしまいました。


17日の成田空港は強風のため中部空港にダイバートし給油を行い、中部から成田に再出発。

成田に到着後にバス3台で到着ゲートに向かったのですが、本来は国際線到着ゲートに向かうはずが、国内線到着ゲートに向かってしまったのです。

東京空港交通が運行しているバスで、バニラエアJW104便は中部空港からの到着、なので国内線到着ゲートに向かってしまったのですね。

国内線到着ゲートなので、利用客は国内線専用の手荷物引渡場を通過し、そのまま一般エリアに出てしまったのです。

ですが何かおかしいと気がついた乗客がいたのですね。

国交省はバニラエアに厳重注意!国際線の乗客50人を誤誘導で手続きなしで入国させる事件が!

その乗客がターミナルビル2階の同社チェックインカウンターに、入国審査場を通過していないことを問い合わせ、この事件が発覚したのです。

入国手続きを受けない50人以外の乗客109人は、この誤誘導が発覚したので、バスで国際線バスゲートに引き返し入国審査を受けました。

ですが残りの47名はすでに一般エリアを出て分からなくなってしまったそうです

その後コールセンター経由で連絡をし、日本人6名と外国人6名とは連絡が取れ入国手続きを完了。

残りの35人、日本人32人と外国人3人は20日時点で連絡が取れず入国審査を済ませていないとのことです。

このような誤誘導だったので、国土交通省はバニラエアに対し航空局長名で書面による厳重注意をおこないました。

「適正な入国管理、税関、検疫の手続きの遵守によって担保されるべき自国内の保安上の観点から極めて遺憾であり、厳重に注意する」としています。

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