これは、タイガーエア・台湾で起きた事件で、パイロットの居眠り写真は飛行中に副操縦士が撮影したものです。


この副操縦士は、複数のパイロットが居眠りしている写真を1年に渡って撮影していたようです。

飛行中にパイロットが居眠り、副操縦士がその居眠り写真を撮影して大問題に!

とうぜんながら、操縦中にうたた寝や居眠りをすることは禁じられています。

また、副操縦士が機長の居眠りをたださずに、居眠り中の写真を撮ったことも疑問視されています。

この居眠り中の写真をもとに、タイガーエア・台湾内部調査を開始し、該当する機長は懲戒処分となりました。

タイガーエア・台湾は、パイロットの月間平均飛行時間は約70時間から80時間で、台湾の航空当局が規定する、月120時間、年間1,000時間の上限には達していなかったと説明しています。

パイロットが業務に差し支えるほどの疲労を感じた場合には申告するようになっているので、パイロットに過大な負担がかかる乗務はなかったとのコメント。

撮影した副操縦士も「報告が遅くなった」などの理由で停職処分を受けています。

それにしてもおかしな事件で、何が目的でこの副操縦士がパイロットの居眠写真を1年に渡って撮影し続けたのか、理由がわからないですね。

人気の台湾格安ツアーの航空会社として、日本人にもおなじみになりつつあるタイガーエア・台湾。

現在はチャイナエアラインの子会社となっているので、もっとしっかりしてほしいですね。

タイガーエア台湾、操縦士が飛行中に居眠り