JALが新たに設立した国際線LCC(格安航空会社)「ジップエア」は、新型コロナウイルスの影響で、運航開始を延期すると発表しました。


東京オリンピックに向け、5月14日に初就航が予定れていた航空会社です。

東京(成田)~バンコク線への就航で、7月1日には東京(成田)~ソウル線の就航も発表されていましたが、これも延期になるとの事です。

JALが新たに設立したLCC「ジップエア」は、運航開始の延期を発表!

JAL完全子会社のLCC(格安航空会社)「ジップエア」は、北米など中長距離路線の国際線就航を目指し2018年7月に設立されました。

JALで使われていたボーイング787-8型機をリースで2機導入。

デザインの変更や機内の改装は既に終えており、21年度の北米就航を目指し、まずアジアで実績を積む計画だったとの事です。

北米など中長距離路線での運航や、中型機の787を使った広めのシート設定。

客室のコンセプトは、長いフライトでも安心で快適に過ごせること。

機内は黒で統一され上質感があり、従来のLCC(格安航空会社)とは違う戦略を打ち出しています。

ANA系列のLCC(格安航空会社)ピーチに対抗すべき万全のはずが、新型コロナの感染拡大で国内外で人の移動がストップし、旅客が激減してしまったからです。

JALはジップエアについても当面は需要が見込めないと判断し、就航延期を決めたとの事です。

『ZIPAIR』、就航の延期について

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